医療情報サブノート
本, 日本医療情報学会
平均的な顧客フィードバック : 4.1 5つ星のうち(5人の読者)
ファイルサイズ : 23.55 MB
ファイルサイズ : 23.55 MB
医療情報サブノートオンラインブックダウンロード - 著者からのコメント 医療と情報通信技術との関わり医療は,各個人の健康状態を維持し,病気になった場合に,これを改善させるために施される行為です.各個人に対する医療において,継続性があり,多くの人が関わります.この間,個人の身体・精神状態の情報,治療内容の情報に加え,医学知識の情報,医療施設の情報など,多くの情報が扱われます.このように,医療は,大量で多様な情報が扱われる領域です.コンピュータは,20 世紀の中頃に登場し,その後,通信技術とも相まって猛烈な勢いで発展してきました.こうした情報通信技術の進歩により,かつて,紙を媒体としてきた情報の記録,伝達が,今日では,紙による方法から,情報通信技術による方法に置き換えられるようになりました.医療では,大量で多様な情報が扱われ,情報の通信,蓄積,処理のそれぞれにおいて様々なニーズがあります.今日の進んだ情報通信技術が生かされる格好の領域であると言えます.これまで多くの挑戦がされており,既に大きな変化がもたらされています.医療施設の中では,かつての伝票,フィルム,診療録がなくなり,すべてデジタルデータに置き換えられて運用するところが増えつつあります.医療情報技師が求められる背景わが国では,情報通信技術は,現実の医療に取り入れられ,大きな影響を及ぼしています.幸いなことに,この領域では,開発された高度な技術が,比較的短期間の間に現場で利用できる状況となります.しかし,高度の技術を現場に適用させるためには,相応の人材が必要となります.医療情報分野では,あまりに急速に発展したこともあり,せっかくの技術を現場に適用できる人材が不足する事態となっています.医療施設では,情報通信技術を利用することに慣れていないこともあり,そもそもこうした技術を利用するためには,その技術がわかる人を配置する必要があることすら認識されていないところも見受けられます.これからの医療施設は,情報通信技術をうまく取り入れて順調に発展するところと,適切なシステム導入に失敗し,混乱に陥るところに二分されてくると思われます.後者は,明らかに人材育成の視点を欠いた結果であります.それでは,医療情報システムを医療現場に適切に導入するためには,どのような人材が必要なのでしょうか.まず,情報通信技術を医療に適用するのですから,情報通信技術を理解できる必要があります.加えて,医療現場のことがわからなければなりません.さらに,現状の医療情報システムについて知っておく必要があります.しかし,情報通信技術には多くの側面があります.医療も,様々な側面を持つ広大な領域です.第2版序文ivこれらの領域のすべてを一人の人が把握することは不可能です.したがって,現実には,それぞれの領域を得意とする人達がコミュニケーションをとりながら共同して進めていく体制をとる必要があります.しかし,コミュニケーションをとると言っても,決して簡単ではありません.コミュニケーションが成立するためには,互いに相手が話している内容がわかることが必要です.そのためには背景的知識が必要になります.日本医療情報学会では,医療情報システムを適切に開発導入するための人材育成に取り組む必要があると考え,平成15 年に医療情報技師育成部会を立ち上げ,活動してまいりました.医療情報技師とは,「保健医療福祉専門職の一員として,医療の特性をふまえ,最適な情報処理技術にもとづき,医療情報を安全かつ有効に活用・提供することができる知識・技術および資質を有する者」と定義されます.具体的には,日々の診療業務に関わる保健医療福祉情報システムの企画・開発および運用管理・保守を仕事とし,保健医療福祉の現場を知り,そこで活躍することができる情報処理技術者のことを指します.医療情報技師育成部会の活動と本書の出版の経緯医療情報技師育成部会では,まず,医療情報技師像を明確にして,必要な知識体系を整理しました.これに基づき教科書を作成し,講習会を行う等の活動をしてきました.さらに,検定試験を行い,目標のレベルに達した人を認定してきました.教科書については,『医療情報』第1 版,第2 版を経て,平成21 年に内容を大きく改訂し『新版医療情報』を発行しました.教科書では,情報処理技術系,医学医療系,医療情報システム系の3 系の分冊としてまとめ,それぞれの分野について,かなり豊富な内容が記載されています.一方,講習会では,2 日ないし3 日で全範囲について説明する必要があったことから,幹となる学習事項を選定し,分かりやすいストーリにまとめる必要がありました.この講習会の準備のために,毎年多くの医療情報技師育成に熱意を持つ先生方に集まっていただき,合宿をして議論をし,その成果物としてスライド原稿を作成してまいりました.平成19 年の5 回目の講習会で,バランスのとれた良い内容にまとめることができたと判断し,このスライド原稿と,講習会での説明内容を本の形にまとめたのが,『医療情報サブノート』の第1 版です.医療情報の分野は変化が速いため,逐次改訂が必要です.平成20 年度は,東京と神戸で講習会を開催し,講習会の様子をDVD にして販売しました.平成22 年度は,さらに内容を改訂し,この内容をe-Learning にまとめました.本書の『第2 版医療情報サブノート』は,このe-Learning 用のコンテンツを基にして作成しました.第1版サブノートが発行されたのは『新版医療情報』が発行される前でした.第2 版では,『新版医療情報』に対応した内容にしています.当初は,全国8 カ所で講習会を開催していましたが,それでも遠方で受講できない人や講習会の日に時間がとれなかったために受講できなかった人が少なからずありました.そこで,講習会の代わりをする教材として,この『医療情報サブノート』と「e-Learning コンテンツ」を提供することになりました.本を読んで勉強する方が頭に入りやすい人,講習会を聞く方が覚えやすい人があると思います.それぞれの好みの方法で勉強してください.「e-Learning コンテンツ」は,説明の後に小問題を入れて知識を確認する流れで作成しています.また,今後も,毎年改訂し進めていく予定です.本書の利用方法本書は,医療情報のエッセンスをまとめています.そもそも3 日間の講習会のスライド原稿が基になっていますので,3 日で通読できるのではないかと思います.本書を読むことにより,医療情報の知識体系の大きなフレームが頭に構築できると思います.この中で,やさしいと感じる分野と,理解しにくい分野があると思います.理解しにくい分野については,『新版医療情報』の対応する章を読んでいただくことをお勧めします.本書は,医療情報の全体像を把握しやすいように編集していますので,個々の内容については,深く説明できていません.『新版医療情報』では,個々の内容について詳しく記載されていますので,理解を助けると思います.本書は,医療情報を初めて学ぼうとする人の入門書としても適していると思います.『新版医療情報』を通読する方法では,途中で挫折して,全体感がつかめないままとなる心配があります.まず,本書を通読することにより,何を学ばなければならないかが分かり,基本事項が理解できると思います.その上で,さらに深く掘り下げて勉強していただくと,効率良く勉強できるのではないかと思います.謝辞本書は,これまで医療情報技師育成講習会で作成されたスライド原稿に基づき作成しています.このスライドは,多くの先生方が議論をして作成したものです.したがって,これらの先生方を本書の執筆者とすべきところですが,それではあまりに多くの人が執筆者となり,責任の所在が不明確となります.また,スライド原稿に基づいたとは言え,本書の形に仕上げるに際し,直接執筆に関わっていただいた先生に大変な時間をかけていただきました.そこで,第1 版では,本書の執筆に直接関わっていただいた先生を執筆者,これまでのスライド原稿の作成に携わっていただいた先生方を執筆協力者としてお名前を掲載させていただきました.本第2 版は,第1 版の時と一部の章で執筆者が交代しています.交代した場合でも,前の内容を基に改訂した場合には,第1 版の著者との共著とし,大きく内容を変更した場合には,第1 版の著者を執筆協力者にさせていただきました.本書の完成にご尽力いただきました各系の編集担当の先生方,それぞれの章を執筆していただいた先生方,また,これまで原稿作成に協力いただきました執筆協力者の先生方に心より感謝申し上げます.また,本書の形に仕上げるのに大変なご尽力いただきました篠原出版新社の皆様に感謝申し上げます.平成23 年5 月一般社団法人日本医療情報学会医療情報技師育成部会 出版社からのコメント 現行のものの全面改訂版です。 著者について 編集日本医療情報学会医療情報技師育成部会
以下は、医療情報サブノートに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
専門書であっても、簡単に検索できて、すぐに届くので助かります。
de 日本医療情報学会
4.1 5つ星のうち (5 人の読者)
多くの人々はこれらの本をPDF形式で[ダウンロード]本タイトルをダウンロードしたり、無料の本を入手するためにタイトル本電子ブックPDFをダウンロードしたりするなど、いくつかのクエリで検索エンジンでこれらの本を検索しようとします。 検索クエリでより良い結果を得るには、検索クエリ 医療情報サブノート Download eBook Pdf e Epub または Download 医療情報サブノート PDF を使用することをお勧めします。
0コメント